「秋田県ってどんなところだろう?」と思っている皆さん。
初めての土地に行くのはワクワクしますが、同時に土地勘がないため分からないことが多く不安になりますよね。
今回は初めて秋田県に行く人向けに、観光スポットやグルメをまとめました。
秋田出身の筆者が定番から穴場のスポット、おすすめのグルメをご紹介するので、本記事を読めば秋田県を満喫できること間違いなしです。
東北地方へ旅行に行きたい人、秋田県に興味がある人はぜひ最後まで読んでみてください。
秋田観光の定番スポット5選
秋田観光でおすすめの定番スポットを5つご紹介します。
四季折々のイベントがあり、春夏秋冬いつ行っても楽しむことができます。
なまはげ館
重要無形民族文化財に指定されている「男鹿のなまはげ」が展示されている施設です。
男鹿市内各地で実際に使われていた150枚を超える多種多様な「なまはげ面」が勢ぞろいしています。なまはげ面は1つ1つ表情が異なるので、見比べてみるのも面白いです。
実際になまはげの衣装を着て記念撮影ができる「なまはげ変身コーナー」がおすすめです。友人や家族、カップルで旅の思い出に撮影してみてはいかがでしょうか。
男鹿水族館GAO
男鹿半島の海沿いに建つ「男鹿水族館GAO」は水族館では珍しいホッキョクグマを展示している、秋田県唯一の水族館になります。
目の前には日本海が広がり絶好のロケーションです。
ホッキョクグマの他に秋田県の県魚であるハタハタや可愛らしいアザラシなど、ユニークな生き物たちが約400種1万点展示されています。
館内にある「男鹿の大水槽」は約40種2000匹の魚たちが泳いでいて、迫力のあるホッキョクグマの食事風景を見ることができます。
田沢湖
田沢湖は深水423.5mを誇る、日本一深い湖です。見どころは瑠璃色に輝く美しい湖面です。
永遠の若さと美しさが叶うという田沢湖の水を飲み、龍になったという「たつこ姫」の伝説が残っています。
周囲は約20kmある湖なので、ドライブやサイクリングをしてみてはいかがでしょうか。
乳頭温泉郷
十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓に点在する七湯が「乳頭温泉郷」と呼ばれています。
七湯は独自の源泉を持ち、温泉ごとに異なる泉質を楽しめます。
日本有数の秘湯として温泉ファンから高い支持を得ています。
温泉以外にも自然の中で自生したきのこや山菜の料理、ご当地グルメを堪能できます。
日帰り入浴でも楽しめるので、ぜひ秋田旅行のときはお立ち寄りください。
角館武家屋敷通り
秋田屈指の桜の名所として知られているのが「角館武家屋敷」です。
見頃となる4月下旬から5月上旬は多くの人で賑わいます。
角館は江戸時代に栄えた城下町で、「みちのくの小京都」と呼ばれています。
武家屋敷をはじめとした古くの建造物が多く、上品で美しい街並みが魅力的です。
外国人観光客も大勢訪れる人気の観光スポットです。
春の桜だけでなく、秋の紅葉も見ごたえ抜群でおすすめです。
穴場観光スポット4選
ここからは穴場スポットを4つご紹介します。
筆者が幼少期から慣れ親しんだ場所や、最新のおすすめスポットになりますのでぜひ参考にして下さい。
土田牧場
大自然に囲まれた仁賀保高原にある土田牧場は、約180頭のジャージー牛を飼育しています。
動物とのふれあい体験や牛の搾乳体験ができるので子供から大人まで楽しめます。
絶対に食べてほしいのは、ジャージー牛のミルクで作った濃厚だけどさっぱりしたソフトクリームです。
自然の中でゆっくりとした時間が過ごせるのがおすすめです。
大森山動物園
開園50周年を迎えた大森山動物園は約100種類600点を飼育しています。
小動物と触れ合える「なかよしタイム」や、動物たちの食事風景を間近で見れる「まんまタイム」や「エサやり体験」などイベントが盛りだくさんです。
動物空中観察遊具の「アソヴェの森」や「大森山ゆうえんちアニパ」が併設しており、1日たっぷり遊べる施設になります。
タザワコサウナ
4〜11月の期間、田沢湖でフィンランド式のサウナを楽しむことができる最新スポットです。
完全予約制のプライベート空間なので誰にも気を遣うことなくサウナを楽しめます。
お子様連れはもちろん、カップルや友人同士で人目を気にせずサウナを満喫できます。
大自然の中に身を預け、心と身体をリフレッシュしてみませんか?
山のはちみつ屋
田沢湖の近くにある山のはちみつ屋は、良質なはちみつを使った食品や自然化粧品などを販売しています。
はちみつだけでもたくさんの種類があるので、試食してお気に入りのはちみつを見つけてみて下さい。
施設内にあるピザ工房は、薪を使って焼き上げる本格石窯のナポリピザが味わえるのでおすすめです。
はちみつをつけて食べるピザはどれも絶品です。
ご当地グルメ5選
旅の醍醐味といえば、その土地で食べられるご当地グルメですよね。
秋田に行ったらぜひ食べてほしいご当地グルメ5つをご紹介します。
きりたんぽ鍋
秋田の郷土料理といえば、きりたんぽ鍋は外せません。
うるち米のご飯を潰し、杉の棒に巻きつけて焼いたものをきりたんぽと言います。
きりたんぽ鍋にはセリを入れますが、セリの根っこは捨てずに鍋に入れて食べるのが秋田県民の常識です。
わたしは東京に上京してきりたんぽ鍋をしたときに、友人がセリの根っこを捨てていてとても驚いたことをよく覚えています。
うま味たっぷりのセリの根っこをぜひきりたんぽ鍋とともに味わってみて下さい。
稲庭うどん
日本三大うどんといわれている稲庭うどんは、つるつるとした喉越しが特徴です。
とくにおすすめなのは宮内庁御用達として有名な「佐藤養助商店」の稲庭うどんです。
店舗で食べられる、変わり種のタイカレーうどんは絶品です。
東京にも店舗があるので気になる人はぜひ行ってみてください。また旅行のお土産としても喜ばれること間違いなしです。
比内地鶏
比内地鶏は秋田県が誇るブランド鶏になります。
赤身が多くしっかりとした肉質で、一般的な鶏肉に比べて脂肪が少ないためとてもヘルシーです。
狭いケージ飼いではストレスにより肉質が悪くなります。しかし、比内地鶏は放し飼いで伸び伸びと育てているため、柔らかく歯切れのいい肉質が特徴です。
日本三大地鶏のひとつで、きりたんぽ鍋にも欠かせない食材です。
ババヘラアイス
売り子さん(おばあちゃん)がヘラでアイスを盛ることから、ババヘラと名付けられたアイスです。
バナナ味の黄色いアイスとイチゴ味のピンクのアイスをコーンに盛り付けてくれます。
花びらを何枚も重ねたような「バラ盛り」をしてくれるベテランの売り子さんもいます。
店舗があるわけではなく、秋田県内の道端やイベント会場にカラフルなパラソルを差して出店しています。
運動会の帰り道は決まって、ババヘラアイスを食べていたので思い出の味です。
横手やきそば
B級グルメとして有名になった横手やきそばは、日本三大焼きそばのひとつとされています。
もちもちのまっすぐで太い中太麺に甘いソース、トッピングには目玉焼きと福神漬けが乗っているのが特徴です。
お店によって具材やトッピングが違うので、食べ比べをしても面白いでしょう。毎年開催されている「横手やきそば四天王決定戦」は要チェックです。
魅力溢れる秋田を満喫しましょう
秋田の定番から穴場のスポット、おすすめグルメをご紹介しました。
自然豊かで観光名所が多く、ご飯も美味しいので旅行にとてもおすすめです。訪れた際はレンタカーやマイカーなど車での移動が便利です。
魅力溢れる秋田県で心も身体もリフレッシュしてはいかがでしょうか。
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